こんばんは!
三和設備株式会社 代表取締役の森岡です。
昨年から続くコロナ禍の影響で社会が未だ混迷している最中だからか、最近ではあまり聞こえてこなくなった『働き方改革』というワードですが、元々、僕は日本政府や財界が主導していた『働き方改革』については否定的に捉えておりまして、、、というのも、そもそも『働く事=嫌な事(報酬を得るためにつらいことを我慢して耐える事)』みたいな前提に立って進められているなぁ~と思っていたからです!
#今日はちょっと攻めた切り口になるかも知れません
そこで、今日は僕が考える『働き方改革』について話したいと思います。
#改革っていうほど大げさではないんですけど
そもそも『会社』の成り立ちはどこから?
漠然とした現状の課題を解決しようとする時、僕は大体いつも、過去にどういった経緯でそうなって、今に繋がっているのか?からひも解いて考えるようにしています!
まず、会社の歴史をざっくりと僕なりの理解で言うと!
そもそも人類の歴史上、組織が生まれたのが農耕の始まりからで、それまで人々は個人(家族)単位で暮らしていた人が、集団で同じ目的(農作物を収穫)をもって生活し始めると、そこには皆の意志決定を取りまとめるリーダーが必要になってきたと!
そうすると、集団の中に役割分担が出来はじめて、全部の仕事を一人一人がするより、分業にして各々で補完し合う方が生産性があがるよね!って事に気づき、そうこうしていくうちに、リーダーは皆を取りまとめる事だけに専念し、その方が皆も喧嘩せず、それぞれの仕事に集中して平和に暮らせると思っていたが、、、
そのうち、集団の中に階級というものが生まれ、持つ者と持たざる者に分かれ、持つ者が支配者となり、持たざる者は奴隷として扱われるようになり、しばらくすると、王国制度が出来上がる事となる!
そこから、しばらくすると、奴隷⇒市民となった大衆はいつも搾取されていることに不満を抱くようになり、その大衆の中からもリーダーが現れて、市民革命が起こり、奴隷的な扱いを排除した、新たな組織の構築を進めていこうと、、、そうして出来上がってきたのが、今の『会社』というシステムである!!
というのが、超ざっくりな話ですが、人類の歴史上における『会社』の成り立ちかと!!!
で、今現在の日本社会で『働き方改革』というキーワードで進められていたのは、この『会社』というシステムはそのまま放置して、そこで働く人々の待遇面だけを改善しようとする発想しかなくて、、、それで日本という国家がこれからもやっていけるのか!?とか、それで人々は本当に幸せになれるんだろうか!?とか色々疑問に思う事がありました!!!
とはいえ、そんな大それた国家運営や社会変革への取組みについて、僕なんかが出来ることはほとんどありませんが、少なくとも、自分の回りで働く人々やその家族を幸せにしようとする事ぐらいは何とかしたいと思うので!
次のチャプターでは、その僕なりの『改革』方法について話したいと思います!
#今回は前置きで結構長くなりましたがw
『労使関係』という『奴隷制度』を見直す!!
はい、こっからは少々ドギツイ言い方をするかも知れませんが、どうぞ、言葉の単語だけを切り取らず、前後の文脈も踏まえて、一連の文章として受け止めてくださいませ!!!
前のチャプターで、僕は人類の歴史の中で大衆の不満から革命が起きて、現代の会社組織が出来上がったと考察しましたが、、、結局、その『会社』という組織も本質的には支配する者と支配される者とに分かれていて、今もまた支配される側の不満が高まってきていて、革命の波がすぐそこまで迫っているような気がします!!!
#いつの世も移ろう人の思いかな
#なぜかここで俳句を思いつくw
だとすると、現代の『会社』も次世代に対応すべく、システム変更が必要で、その肝となるのが、労働条件の見直しではなく、労使関係そのものの見直しだと結論します!!!
#まだ抽象的すぎてわかづらいっすか?
#次からもうちょっと具体的なことを書いますね!
『対等な労使関係』を築く!!!
いつの世も支配されている者の不満が高まった組織から崩壊が始まるとするならば、、、僕はウチの会社が生き残る為の戦略として、対等な立場で集団形成された『組織』を目指そうと思います!
でも、本当にそんな組織が実現可能なのか!?
ヒントとしては【ティール組織】というものがあって、僕はその考え方に共感していて、理想に近い組織モデルとして参考にしていますので、もっと深く知りたい方はこちらをご覧ください!↓
https://toyokeizai.net/articles/amp/250929?display=b&_event=read-body
そんな理想を実現させるために、具体的に何をするのかですが、、、今考えていることで、いくつかの例をあげると!!
①副業はオッケー
②自由裁量での勤務時間設定
③個人面談で決める給与体系
④独立応援制度の確立
などなど、、、
できるだけ『個人』の自由を尊重し、『会社』と対等な条件で契約するイメージです!!!
こんな風に書くと、労働者たる社員が得をするばかりに思われるかもしれませんが、『自由』を手に入れようとするならば、『責任』を背負う覚悟も必要で、そこは『会社』という組織を利用し『自分』を生かす事を考えるならば、まずは所属する『会社』を勝たせるために『自分』に何ができるかを明確にせねばなりません!
もちろん、独立するという選択肢もありですが、それを実現するためには、『自分』で『お金』を稼ぐ力を獲得しなければなりません!!!
そのことから逃れ続けている限り、いつの世も、組織の中では支配される側になってしまいます!!
まだ、日本が元気な時代に『会社』に入った諸先輩方からすると、『会社』はもっと自分の『家族』に近い存在だったはずで、僕の話は耳が痛くて不愉快に感じるかも知れません!?
また、今これから社会に出て行く若者達にとっても『会社』がそんな面倒見の良い場所とは到底思えないかも知れません!?
しかし、なぜ僕が会社の社長というポジションにいながら、こんなことを考えるかというと、究極の目的は全ての人類が幸せになることだからです!!!
そして、そこで働く社員が仕事をすること自体を、楽しく(面白く)感じるようになれば、それこそ本来の『働き方改革』になると思います!!
ご納得頂けたでしょうか?
そろそろ寝ないと明日に響くので、今日はこの辺にしときますが、また機会があれば、【ティール組織】についても深堀りしたいなぁ〜と思っています!!!
ということで、それでは、おやすみなさいませ!!
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