皆さん、こんにちは!
三和設備株式会社の森岡です!
さて、今日は重大発表があります!!
このたび、弊社(三和設備株式会社)は(近畿総合設備株式会社)と資本業務提携を行い、100%子会社となりました!
#(近畿総合設備株式会社 https://kinki-ss.com/)
所謂、M&Aというやつです。
突然の事で、びっくりさせてごめんなさい。
でも、安心してください!
あくまで、このM&Aで合意したことは、お互いの会社にとって、今後の更なる発展を目指していくためのものであり、弊社の現状の課題を解決すべく、これから近畿総合設備株式会社と共に協力してやっていく!!
ということを約束したものであります!!!
なので、今後も三和設備株式会社はそのまま存続しますが、役員の肩書きは変わります。
森岡は代表取締役→取締役社長へ
中村は取締役顧問→顧問へ
ということで、今日から新しい体制で再スタートすることになりましたが、これだけで終わると皆さんが消化不良になってしまうと思いますので!?
特に社員の皆んなにも今までずっと秘密にしていたので、ことの経緯を出来るだけわかりやすく、しっかり理解してもらえるように、説明したいと思います!!
#本当は皆んなの顔を見て話したいけど
#皆んなそれぞれ忙しくてなかなか集まって会われへんから
#こういう形で説明するけど許してや
たぶん長くなると思いますが、極力、時系列にそって話していきます。
その方がわかりやすいと思うので。。。
①まず最初に、いつから考えてたのか!
僕がM&Aについて真剣に考え出したのは、去年の後半くらいからで、その時はまだ三和設備を売りに出そうとは思ってなくて、買収先の候補会社を探していました。
実際に動き出したりもしていて、去年と今年で2社と面談したりもしましたが、話がまとまるような方向にはいかず、次の手立てとして、「ウチを売りに出してみたら、どんな会社が手を挙げてくれるのかな!?」と思うようになったのが、今年の5〜6月頃でした。
ここから、話がドンドン前に進んでいくことになったのですが、、その前に、何故、M&Aを考えるようになったかの説明をしないといけませんね!
#ちなみに業績は順調に伸びていますよ
そもそも、僕が先代の中村顧問から会社を引き継いだのが、ちょうど50歳になる手前でしたので、その時点で当初から、60歳を一区切りとして、残り10年で会社をどこまで成長させれば、自分の代で会社を潰さず、次にバトンを渡すことが出来るのだろうかという考えを持っていました。
#創業者から預かった会社を今より良くして次に繋げるのが二代目の役割だと思ってる
#ちょっとええカッコしすぎかなw
で、お陰様で、ここ2〜3年の業績は順調に伸びていて、会社としてのキャパも大きくなりつつあると実感しているのですが、そうなればそうなるほど、もっと体制を強化しなければいけないという思いが強くなり、よりスピード感を持って会社を大きくするにはM&Aなんかが有効だと考えるようになっていきました。
ちなみに、僕が社長になる前より、現在の方が社員も増えてますし、その社員達や僕や顧問も含めた個々の得意分野(キャラクターも)が絶妙に違うので、そこが合わさって上手いことバランスが取れてきてるのが、今、ウチの会社の強みになっていると思いますが、、それもこれも、皆んなが頑張ってくれているからだと思っています!
#ちょっとゴマすっときますw
しかしながら、お客様のご要望に応えれば応えるほど、期待値の方も上がっていくので、そのこと自体はいいことなんですけど、その期待値を常に超えていく為には、会社も常にレベルアップしていく必要があり、ウチは今、そのスピード感で成長していかねばならないフェーズにきていると思うようになってきました!
そんな中、僕も色んな手立てを考え、実行してきたつもりですが、ここへきて自分らだけで成長していくのには、スピード感が足らないという思いと、小さな会社であるからこその強み(個人戦で戦うには今のウチはめっぽう強いはず)だけでは、いずれ体力が持たなくなってしまうのでは!?という危惧を持つようになってきて、そんなこんなで僕の考えを顧問にも伝え、この話を前に進めていくことにしました!!
②実際にどんな風に話を進めていったか!
まず、会社を売りに出すという方向で話を進めていくのに、最初に決めるのはパートナーとなる仲介会社選びです。
これに関しては、以前から山のようにお手紙が届いていたし、営業の電話やメールも結構ありました。
それで、当初は何のけなしに見ていた手紙やメールなんかも、しっかりに見るようになり、どこか真剣に相談に乗ってくれる会社を探そうと思って、2〜3社と面談してみることにしました。
そこで、僕が重要視していたのは、その仲介会社のバックボーンではなく、あくまで目の前の面談相手の方とのフィーリングです!
これはもう僕の勘でしかしないですけど、こういうM&Aみたいなものは、あくまで縁で決まるものだと思うので、その場で感じたことを相手に率直に伝えられ、そこの空気感を大事にし、自分の意思をしっかり持っている人と一緒に進めていきたいと思っていたからです!!
そうして、(株式会社NEWOLDCAPITAL ※以降NEWOLD)というその業界ではまだ若い会社の木澤部長様にかけることを決めました!
#(株式会社NEWOLDCAPITAL https://newold.co.jp)
ちなみに、ここまではまだ顧問と具体的な話にはなってなかったので、とりあえず、僕の方が先行して、色々情報を集めていたというところです。
で、この後、NEW OLDと具体的な話を進めていくことになり、顧問も一緒に話に加わってもらうようになっていきました。
そして、実際に売却候補として、手を挙げてくれた会社が6社あったので、その全ての会社様と面談し、その中で、4社がウチを買いたいとの意向を表明してくれて、最終的にウチから近畿総合設備さんに決定させて頂いたという流れです!
#この意思決定に関しても顧問は僕に任せてくれました(感謝)
③何が決めてになったのか!?
先ほど申し上げた、6社との面談では、どの会社様とも本音で話が出来たと思うし、どの会社様も真剣に考えていて、そんな話はもちろんのこと、僕自身、色々な会社のトップの方とサシで将来のビジョンについて話する機会を得られたのが、すごく良かったし、正直、それぞれ面談が終わるたびに、どの会社も魅力的に感じましたが!
そのうち、意向表明して頂いた4社の中では、正直言わせてもらうと、一番規模が小さく、ウチとほぼ同じくらいの会社だったのが、近畿総合設備だったのですが、ここの代表である水野社長が
僕より10歳若くて、僕と同じように血縁ではなく他人がやってた会社を引き継いで、二代目としてやって来られたということ!
また、引き継いだ年齢が30歳くらいの時で、そこから10年で年商10億までやって来られたということなんですけど!!
それも凄いとは思いますが、初めて会った時の印象がすごく誠実な感じだったので、僕はこの人にかけてみようという気持ちにになりました!!!
もちろん、不安はあります!
しかし、三和設備としても、今後若い人材を育てて、長く存続し続けられる会社になるためにも、僕より10歳若い水野社長が頼もしく、希望に溢れているように感じられました!!
ので、今後、三和設備の将来ビジョンを水野社長と一緒に描いていければいいなと思い、今回の決断に至りました!
そして、僕自身もそうですが、ウチの社員達も皆まだあと10年、いやこれからの時代は70歳や80歳まで現役でいることも視野に入れて、その時に自分が活躍出来る場所があれば、いつまでも元気で仕事ができる環境を作っていければいいなぁと!!!
そんな思いを抱いておりますw
④最後に、今後、三和設備はどうなっていくのか!?
当面の間は、現状と変わらず、今いる人員でやっていくので、取引先様には今まで通りのお付き合いでお願いしたいと思っています!
ただ、来年以降、この業界そのものが大きな変化に迫られることが予想されますので、そういったものに対応すべく、水野社長をはじめ、近畿総合設備の社員の方々や、それぞれの協力会社の方々とも色んな相談事をしていかねばならないと思っています。
具体的には2024年問題とも言われている、建設業界における残業規制や働き方改革への対応などはウチにとっても、喫緊の課題であると思っていますし、正直、僕一人でこの問題に立ち向かうより、水野社長のような若い経営者と一緒になって、改革に取り組んでいった方が社員もみんな前向きに幸せな働き方にしていけるのではないかと期待しています!
もちろん、僕もまだまだ三和設備の社長として、この問題にも取り組んでいきますし、もっと会社が発展するためにも、ウチは次のステージとして、個人戦プラス組織の力を加えて、一人ずつの能力はそのまま生かしつつ、組織力で個々の負担を少しづつ減らしていけるような会社にしていかねばならないと思っています!!
なかなか難題ですけど、どこの会社もこの難題には頭を悩まされているとお聞きしてますし、ウチだけが別次元の世界で生きていけるはずもなく、同じように人が集まって仕事をし、その中で、いかに『みんな、楽しく、幸せに』を追求していけるかが大事だと思っています!!!
てな感じで、なかなか長文の濃い内容のことを久々にブログに書いたので疲れましたけど、ようやっと、皆んなに秘密にしなくてもよくなったので、少しホッとしたような、、複雑な気持ちですが、、。
今日から新しい体制になっても、三和設備は今まで通り、真面目に仕事して、時々アホなこと言うて、皆んなでいいものを作って、お客さんに喜んでもらって、自分らはその仕事を面白くするように工夫していくという!
そんな文化をこれからも継続して、やっていきたいと思ってますので!!
どうぞ、皆さま、引き続き、、、
ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
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